県内3事業所のみ、ハローワーク水戸さんとの就労支援連携
こんにちは、ブルームです。
今回は私達が平成29年から「医療機関とハローワークによる就労支援連携モデル事業」を行っています。
ブルームには毎週ハローワークからブルーム担当の職員が忙しい中来てくださって就職相談や最新の就職状況について話をしてくださっています。
この「モデル事業」、あまり聞きなじみがないかもしれません。
精神障害者が企業の法定雇用率に正式にカウントされることがあり、精神障害をお持ちの方の就職を強力にサポートする仕組みを作ろう！
というのがこの「モデル事業」です。
なぜ「モデル」と言うのか。
まずは特定の3つの事業所で試しにやってうまくいく形を作って、県内全域にそのシステムを広げよう、という意図があるため「モデル」と付いているわけです。
県内の精神科クリニックでは当法人のみが選ばれており、ハローワーク水戸と協定を結んで、タッグを組んでご利用されている方の就職を後押ししています。
もともと水戸メンタルクリニックは精神科の診療のみでなく「デイセラピー」でリワーク（体調を崩して休職している方の職場復帰サポート）にて数多くの実績を上げてきました。
質の高いスタッフとプログラム、企業との緊密な連携が水戸メンタルクリニックデイセラピーの強みだと思います。
こういった実績や取り組みが認められて県内で3か所のみ、しかもその中で唯一クリニックでありながらこの事業に参加できたわけです。
ちょっと自慢になりましたが・・・。
精神障害を持つ、就職を目指す方を強力にサポートする仕組みづくり、「モデル事業」。
この中身について説明します。
モデル事業ではハローワークから2名の担当者が各医療機関に設置されます。
・就職支援コーディネーター
・精神障害者雇用トータルサポーター
この2名が医療機関とハローワーク、そして企業の間をつないでくれます。
医療機関は企業に出向いたり、話をしたりしやすくなり、ハローワークも病気に関する専門的な意見を企業に伝えやすくなり、結果として企業は精神障害を持つ人を雇いやすくなり、ご本人も安心して仕事を続けられます。
少し長くなりました。
次回はモデル事業を行ってみて今感じていることをお伝えしようと思います。
