職場での支持受けスキル
こんにちは、ブルームです。
本日木曜日、ブルームでは職場における指示受けについてのトレーニングを行っています。
ブルームには仕事上で様々なやりにくさを感じて、それらを何とかしたくて通っておられる方が多いわけですが、その中でも
「言われたことができない」
「一生懸命やったんだけど抜けやミスがあって怒られてしまう」
という悩みはとてもよく聞きます。
それに私自身も同じ悩みを持っていて、心の底から共感しています。
指示受けについて少し考えてみます。
指示を受けてそれを行うにはいくつかの段階があるのではないかと思います。
①まずは指示が「聞こえる」「見える」
②そして、その指示が何のことを指しているのか、どうしてほしいのか「わかる」
③その指示を忘れない
④指示されたことを実行するための見通し・計画を立てる
⑤見通し・計画に基づいて遂行する
簡単に考えても5段階。
おそらくその道の専門家に聞くとさらに細かく出てくると思いますが、ひとまず職場で活用するためにはこのくらいの分け方が良いかと思います。
この各段階のどの部分で苦手さが出てきているかを知ることが大切です。
もし①で「聞こえない」のであればそれを質問するスキル。
②でつまづいているのであれば、自分にそういった傾向があることを自覚して、あらかじめ相手に勘違いしやすい傾向があることを伝えて詳しく教えてもらえるよう配慮してもらったり、自分が先入観を持ちやすいところを質問するスキルも重要になります。
苦手さの傾向は自分では気が付きにくかったりします。
指示受けは簡単に分けても5段階あるのですが、全部ひっくるめて「自分はダメだぁ」となってしまうとそれだけでどこに手を付けてよいかわからなくなりますよね。
もし勘違い傾向があるのであれば②を補うスキルを身に着ければ、それだけでもその人の指示受けスキルはレベルアップします。
木曜日の指示受けのトレーニングでは他の人から「指示を受ける」ことについて、自分にはどのような傾向があるのかに気づき、対処法を考えて練習して、就職した後にも活かせるようにしています。