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アナと雪の・・

茨城県水戸市にあります就労移行支援事業所ブルームです。
 
 
 
爆発的なヒットとなったディズニーの映画、アナと雪の女王。
 
 
うちの息子が大好きで、クリスマスプレゼントには「エルサのドレスが欲しい!」と譲らず、サンタさんにお願いして見事エルサのドレスをゲットしているのですが・・・。
 
ちなみに今日もおまけでプレゼントされたブルーレイを見ながらドレスでポーズをキメています。
 
 
 
さて、この映画は雪を操る能力を生まれながらに持っていたエルサとアナのダブル主人公です。
 
 
 
子供時代、エルサはアナにせがまれて雪の魔法を使って一緒に遊んでいましたが、ひょんなことから魔法の力でアナにケガをさせてしまいます。
 
 
 
アナはドワーフの長老の力で救われるのですが、その時にエルサは忠告されます。
 
「大きな力はやがて人々の恐怖を...」
 
これを聞いたエルサの両親はエルサを隠すことにしました。
 
 
 
お城の使用人を減らし、国の門を閉め、誰とも会わせず・・・。
 
 
 
この映画を見ていたときにふと障害をお持ちの方のことを考えました。
 
 
人は皆違うとは思っていても、それでも"人と違う"というのは目立つものは良くも悪くも目立つんだよなぁと思います。
 
 
 
病気を発症しているかどうかは別として、様々な方の相談を受けていると"周りと同じにならなければならない"という想いを悩みの根底に抱えている方がものすごい多いと感じています。
 
 
 
まるでエルサの両親が"周りと違うエルサ"を城に隠したように、自分の人とは違う部分を「=マイナス」と捉えているような。
 
 
 
もちろん、私も親としてエルサの両親に共感するところはあります。
 
明らかに魔法の力を持つドワーフに「この子は周りの人たちに恐れられ、いずれ襲われるぞ!」みたいに言われたら気が気ではありません。
 
 
 
ただ、「人と違うかも」ということに対して、それを他の人にはない個性と捉えられるような世の中になれば良いなぁと思いました。
 
 
 
どうしても標準的な人材を求められがちなのが今の日本なのかもと思います。
 
 
 
徐々に変わってきたと思うのですが、どうしても就労支援に関しても「これとこれとこれができないと就職できませんよ!」というような風潮はまだ見られるような気がします。
 
 
 
もし人よりもできないところがあっても他の人は気が付かないところに力を発揮できるような個性があったとして、「じゃぁ苦手なところは他の人がやって、他の人がなかなかやらないところでその力を存分に出して」みたいな形になればきっといままで落ち込んでいた人たちも存分に企業の戦力になって、やりがいを持って働けるだろうと思います。
 
 
 
エルサの魔法の力も他の人にはない個性だと捉えて活かせていたら全く違う物語になっただろうなぁと思います。
 
 
 
もし、私の子供に人とは違うところがあったら、その個性を活かしつつ、彼が幸せになれる道筋をイメージするかなぁ。
 
 
 
道を選択するのは彼自身ですが・・・。
 
 
 
かれは今、「もう寒くないわ!!」とマントを翻しています。
 
 
 
もう寒くないらしい。

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