「うつ病リワーク for Everybody 2021 ~うつ病からの回復と経過」に参加しました。
2021年9月4日(土)オンラインにて「うつ病リワーク for Everybody 2021 ~うつ病からの回復と経過」が開かれました。
主な内容は、いくつかの医療機関で行っているリワーク内容と利用者の休職時・復職後の感想を集めた内容でした。
メンタルヘルスの不調による休職は、誰にもどの会社にも起こり得る、現代社会が抱える一般的なトラブルのひとつです。
就労定着支援員が「リワークとは何なのか」ということを理解出来ていないとご本人が休職になってしまった場合、「いい支援」が出来ないのではないかと考えております。
支援員は「企業の実情を知ること」「不調者が休職に至った原因に向き合い、出来る限り根本的な対処を行うこと」が重要になります。休職者の仕事量はどうだったのか、部署の人間関係に問題はなかったのか等々、確認しておきたいポイントが多々あることも今回の研修で学ぶことが出来ました。
休職とは、企業が「就労に適切でない」と判断した社員に対して、労働関係を維持しつつ労働義務を一時的に免除または禁止するものです。
業務上の傷病とは異なり、私傷病による休職の場合、法的な雇用保障はありません。
健康保険法による傷病手当金の給付は定められていますが、「会社としてどのような条件で休職が可能なのか、復職するためにはどうすれば良いのか」、最初にきちんと今後の道筋を企業に確認しご本人と支援員で共有しておくことも重要になると感じました。
ご本人に「自分らしく」就労を継続して頂けるように今後も連携を大切にしてサポートしていきたいと思います。
就労支援事業所ブルーム水戸梅香 支援員 小山田