ミュージックコラージュを行いました。
就労支援事業所ブルーム 水戸宮町です。
音楽療法の時間にミュージックコラージュを行いました。
『ミュージックコラージュ』は、音楽を聴いてその時に感じたままを絵で表現します。音楽を聴いたときの気分や、今まで生きてきた中で感じていること、起こったことを絵で表現しますが、絵を描くときに音楽を使うことで想像しているものが出やすくなります。
コラージュは精神科に通う患者様や、成長したいと思っている利用者様にとても適していると言われています。
ブルームでは「音楽療法」を通して、就労していく際にも必要な自分を表現する力を養うことや、他の人とのコミュニケーションの練習も行っています。
社会に出て他の人と一緒に仕事をしていくには、コミュニケーションスキルが必要です。他の人とコミュニケーションを取るには、自身の感情を理解し、表現し、伝えることはとても重要になっていきます。
自分の感情を理解し表現できないと、他の人とのコミュニケーションで非主張的になったり、または攻撃的になったりしてしまうかもしれません。
音楽療法で自己表現をすることや伝えていくことに慣れ、他プログラムとも合わせて様々な就労のスキルを身につけながら就職を目指していただければと思います。
就労支援事業所ブルーム水戸宮町 音楽療法士 井桁
参考文献:Denise Grocke,Tony Wigram,2007 大寺訳(2020).対人援助のための受容的音楽療法●技法と臨床的応用を学ぶ 北大路書房.