上司への声掛けはこれで安心!評価も上がるアポの取り方
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
日ごとに秋が深まり、過ごしやすい季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか。
さて、お仕事をしていると上司や先輩に相談したいことが出てきますよね。
でも、その「最初の一声」がとても緊張しませんか?
「上司が忙しそうでいつ声をかければいいか分からない...」
「『今、ちょっといいですか?』がすごく言い出しにくい...」
「タイミングを間違えて迷惑そうにされたらどうしよう...」
水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)の特性により、こうした目上の方への「声掛け」や「タイミングの判断」に高いハードルを感じ、相談を後回しにしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
この記事ではそんなあなたの不安を解消し、上司や先輩からの信頼にも繋がる「スマートなアポの取り方(時間の予約の仕方)」を、3つのステップで分かりやすく解説します!
「忙しい上司」の時間を上手に確保する3つのステップ
大切なのは、「いきなり話しかける」のではなく、「相手の時間を尊重する」という配慮を形にして示すことです。
この「型」を身につければもう声掛けは怖くありません。
① ステップ1:まず、「相談内容」と「所要時間」を整理する
【ポイント】「何の話か」「何分くらいか」を明確にすることが準備の第一歩
上司が一番困るのは「相談がある」とだけ言われて、それが5分の話なのか、30分の話なのか見通しが立たないことです。
声をかける前に必ず以下の2点をメモに書き出してみましょう。
☑ 相談したいこと(テーマ):
(例:「〇〇の資料作成の件で、AとBのどちらのパターンが良いかご相談したい」)
☑ 予想される所要時間:
(例:「おそらく10分ほどお時間いただければと思います」)
「私は〇〇について、〇〇分くらい相談したい」と自分の中で明確になっていれば、それだけで不安は半分になります。
② ステップ2:依頼は「チャット」や「メール」を使う
【ポイント】「今、お時間ありますか?」と相手の集中をいきなり奪わない
相手が集中して作業している時に、口頭で「今いいですか?」と割り込むのは相手の仕事の流れを断ち切ってしまいます。
緊急でない相談のアポ取りは相手のタイミングで確認できる「チャット(TeamsやSlackなど)」や「メール」を使うのが最もスマートで評価も上がる方法です。
<そのまま使える例文>
件名:ご相談(〇〇の件)
お疲れ様です。 〇〇の資料作成の件で、AとBのパターンについてご相談があり、10分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか。
つきましては、本日午後、もしくは明日で ご都合の良い時間帯をいくつか教えていただけますと幸いです。 お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
③ ステップ3:アポ当日は「お礼」で始まり「お礼」で終わる
【ポイント】予約した時間を守ることが次の信頼に繋がります
チャットなどで無事に時間が決まったら、当日は以下の流れを意識しましょう。
・最初のお礼: 「お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。」
・本題(ステップ1のメモを見ながら): 「ご相談したいのは〇〇の件です。...」
・結論の確認: 「承知いたしました。では〇〇の方向で進めます。」
・最後のお礼: 「貴重なお時間をいただきありがとうございました!」
そして何より、伝えた所要時間(10分なら10分)で終わるよう簡潔に話すことを心がける。
これができる人は上司から「仕事がしやすい人」として絶大な信頼を得ることができます。
ブルームで「働きやすさ」に繋がるスキルを学びませんか?
いかがでしたでしょうか。
上司への「アポ取り」は一見難しそうですが、相手の時間を尊重するという「型」を身につければ決して怖いものではありません。
むしろ、その配慮があなたの評価を高めてくれます。
私たち就労移行支援事業所ブルームでは、こうした「報・連・相」の具体的な実践練習やビジネスメール・チャットの送り方など、職場で「安心」して働くためのコミュニケーションスキルをロールプレイングを通じて丁寧にサポートしています。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純







