【障害者雇用】求められるPCスキルはどのレベル？職種別に解説
こんにちは！
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
秋も深まり、朝晩は冷え込むようになりましたが体調など崩されていませんでしょうか。
さて、障害者雇用枠での就職を目指すとき、多くの方が不安に感じるのが「PCスキル」ではないでしょうか。
「事務職を希望しているけどPCに自信がない...」
「WordやExcelって、どのくらい使えれば『スキルがある』と言えるの？」
「MOSみたいな資格はやっぱり必要なんだろうか...」
こうしたPCスキルへの不安から希望の職種への応募をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するために障害者雇用で特に求人が多い「職種別」に求められるPCスキルの目安を分かりやすく解説します！
職種別にチェック！求められるPCスキルレベル
企業が「PCの基本操作ができる方」と書く時、どの程度のレベルを想定しているのでしょうか。
特に求人の多い3つの職種別に見ていきましょう。
① 職種：事務職（一般事務、データ入力、事務補助）
最もPCスキルが求められる職種ですが、多くの場合は「高度な技術」よりも「正確性」が重視されます。
【必須・歓迎レベルの目安】
タイピング：
・必須: キーボードを見ながらでも指示書や原稿の内容を正確に入力できる。
・歓迎: タッチタイピング（手元を見ない入力）ができ、一定の速度がある。
Word（ワード）：
・必須: お知らせ文書などの簡単な文章作成、文字の装飾（太字・色付け）ができる。
・歓迎: 既存の文書の修正、表の挿入・編集ができる。
Excel（エクセル）：
・必須: 決まったフォーマットへのデータ入力、簡単な四則演算（＋－×÷）、SUM関数（合計）が使える。
・歓迎: VLOOKUP関数やIF関数、ピボットテーブルなど、データ集計の基本が分かる。MOS資格を持っていると尚良い。
メール：
・必須: ビジネスメールの基本的な送受信、ファイルの添付ができる。
② 職種：軽作業（ピッキング、梱包、清掃、物流補助）
PCスキルを必須としない求人が多い一方で、一部の業務でPCを使うケースもあります。
【必須・歓迎レベルの目安】
・必須: PCスキルは特に不要な場合が多いです。
・歓迎: ハンディターミナル（バーコードを読み取る機械）やタブレットの操作経験。
・歓迎: 伝票番号や在庫数など、決まった数字や文字をPCに入力できる（タイピングができればOK）。
③ 職種：専門事務（経理、人事、総務など）
一般事務よりも少し専門的な知識やソフトの使用経験が求められることがあります。
【必須・歓迎レベルの目安】
・必須: 一般事務の必須スキルに加えて、専用ソフトの使用経験（会計ソフト、勤怠管理システムなど）が求められることがあります。
・歓迎: 経理であれば簿記の知識やExcelでのデータ管理スキル、人事であれば給与計算の知識など、職種に直結する資格や経験。
大切なのは「今のスキル」より「学ぶ意欲」
ここまで読んで「自分にはやっぱりスキルが足りないかも...」と落ち込んでしまった方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
障害者雇用の採用において、企業が「今のスキル」と同じくらい、あるいはそれ以上に重視しているのが「新しいことを学ぶ意欲」と「安定して働き続けられるか」です。
「PCは未経験ですがブルームでWordの基礎を学び、今はExcelの関数を勉強中です！」 そのように前向きに学習している姿勢を伝えられることこそがあなたの一番の強みになります。
ブルームで「PC、できます！」の自信をつけませんか？
「スキルに自信が持てない」
「何から勉強すればいいか分からない」
そんな時は私たちにその不安をご相談ください。
私たち就労移行支援事業所ブルームでは、タイピングの基礎練習からWord・Excelのビジネス活用法、MOS資格の取得支援まであなたのレベルに合わせたPC訓練プログラムを豊富にご用意しています。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純
