仕事がスムーズに進む!上手な「質問力」を身につける3つのステップ
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
秋も深まり、過ごしやすい気候となりましたがいかがお過ごしでしょうか。
さて、新しい仕事を覚える時や、業務で不明点が出た時。
「こんなこと聞いたら忙しい先輩に迷惑かな...」
「『そんなことも分からないの?』って思われたらどうしよう...」
「何が分からないのかすらうまく説明できない...」
水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)の特性によりこうした「質問」へのハードルを感じ、一人で抱え込んで悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、上手な質問は、ミスを防ぎ、あなたの成長を加速させるための最も重要な「仕事のスキル」です。
この記事では、あなたの「聞きたいけど聞けない」を解消し、自信を持って質問できるようになるための3つのステップをご紹介します!✨
「質問ベタ」を卒業!信頼される人の「質問力」3ステップ
「質問力」は才能ではなく練習で身につけられる技術です。
ブルームの訓練でもこの3ステップを大切にしています。
① ステップ1:まず、「何が分からないか」を整理する
【ポイント】「分かりません」と丸投げしない準備が大切
上司や先輩が一番困るのは、「何が分からないのかが、分からない」という状態の質問です。
質問する前に、まずは深呼吸して自分の頭の中を整理してみましょう。
☑どこまでは理解できているか?
☑ 具体的にどの部分で手が止まっているか?
☑ 自分で調べてみたことはあるか? (もしあれば、それも伝える)
メモに「今、〇〇の作業をしているが、△△の部分の意味が分かりません」と書き出すだけでも、質問はずっと具体的になります。
この「準備」こそが相手への配慮の第一歩です。
② ステップ2:「相手の状況」を見て、タイミングを計る
【ポイント】質問は「今、よろしいですか?」のクッション言葉から
いくら良い質問でも相手が電話中や集中して作業している真っただ中に声をかけては流れを断ち切ってしまいます。 相手の様子を少しだけ観察し、「タイミングを見計らう」ことも大切なスキルです。
✕ 忙しそうに電話・来客対応をしている時
〇 一つの作業が終わり、一息ついているように見える時
〇 「〇〇の件で質問があるのですが、今5分ほどお時間よろしいでしょうか?」と、まずは相手の都合を尋ねる。
もし相手が忙しそうなら「お忙しいようなので、お手すきの際に改めてお声がけします」と伝えれば、あなたの評価はむしろ上がります。
③ ステップ3:「具体的な質問」と「感謝」で締めくくる
【ポイント】「YES/NO」ではなく、具体的な答えが返ってくる聞き方をする
質問の準備ができ、タイミングも掴めたらいよいよ質問です。
この時、ステップ1で整理した内容を、結論から簡潔に伝えます。
・悪い例:「〇〇のやり方がよく分かりません」
・良い例:「〇〇の件で質問です。AとBまではできたのですが、Cの操作方法が分からず手が止まっています。この部分を教えていただけますか?」
そして、教えてもらったら必ず「ありがとうございました。おかげで助かりました!」と具体的な感謝を伝えること。
この一言があるだけで相手は「教えてよかった」と感じ、次もあなたを快くサポートしてくれるようになります。
ブルームで、あなたの「聞く力」を「強み」に変えませんか?
いかがでしたでしょうか。
上手な質問力はあなた自身が安心して働くためのお守りであり、職場の人間関係を円滑にする最強のコミュニケーションスキルです。
「分かってはいるけど、やっぱり声をかけるのが怖い...」
そんな時はぜひ私たちにご相談ください。
ブルームではスタッフを上司に見立てたロールプレイングなどを通じて、あなたの「質問力」が「自信」に変わるまで、何度でも一緒に練習します。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純







