「このチームで働きやすい」と思われる人の、関わり方の小さなコツ3選
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
皆さん、ご体調など崩されていませんでしょうか。
さて、新しい職場で働き始めたりチームの一員として仕事をしていると、ふと不安になることはありませんか?
「自分だけチームの中で浮いていないかな...」
「本当はうまくやれているのか自信がない...」
「周りの人に『働きにくい』と思われていたらどうしよう...」
障害(精神・発達・知的障害など)の特性によりこうした「チームでの立ち振る舞い」や「人との距離感」に悩み、必要以上に気を遣って疲れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では何か特別なことをするのではなく、職場で「あなたがチームにいてくれると働きやすい」と思われるための明日からできる関わり方の小さなコツ3選をご紹介します!
「スゴイ人」より「安心できる人」がチームを救う
私たちが「この人と働きやすいな」と感じるのは必ずしも「仕事が完璧でスゴイ人」とは限りません。 それよりも、「この人には、安心して声をかけられる」「この人がいると場の空気が少し和む」といった「安心感」を与えてくれる人ではないでしょうか。
その「安心感」はほんの小さな配慮の積み重ねで作ることができます。
① コツ1:「挨拶」に「プラス一言」を添えてみる
【ポイント】心のシャッターを開く、小さなきっかけを作る
「おはようございます」「お疲れ様です」という挨拶はもちろん基本です。
もし勇気が出たら、その挨拶に「ほんの一言」だけ、付け加えてみませんか?
・「おはようございます。今日は朝から少し肌寒いですね」
・「お疲れ様です。さっきの会議、長かったですね」
雑談が苦手な方でもこれならハードルが低いはずです。
この「プラス一言」があるだけで相手は「話しかけても大丈夫そうだ」と感じ、心のシャッターを開くきっかけになります。
② コツ2:「ありがとう」を「具体的に」伝える
【ポイント】相手の「行動」を認める言葉が信頼関係を作る
何かをしてもらった時、「ありがとうございます」と伝えるのは大切です。
さらに一歩進んで「何に対して」感謝しているのかを具体的に伝えてみましょう。
△:「ありがとうございます」
◎:「さっき、資料を拾ってくださって本当に助かりました!」
◎:「〇〇さんが『大丈夫?』と声をかけてくれたおかげですごく安心しました。ありがとうございます」
具体的に言われると相手は「自分の行動がちゃんとあなたの役に立ったんだ」と実感できます。
その「役に立てた」という喜びが、次の協力やより良い関係性に繋がっていきます。
③ コツ3:完璧を目指さず、上手に「助けを求める」
【ポイント】「弱さを見せる」ことはチームを作る最強のコミュニケーション
発達障害(ASD)の特性などで真面目で誠実な方ほど「全部自分でやらなきゃ」「迷惑をかけたくない」と一人で仕事を抱え込みがちです。
しかしチームで一番困るのは、抱え込んだ結果、期限ギリギリで「できませんでした」と大きな問題になることです。
そうなる前に 「すみません、今〇〇の作業で少し手こずっていて、5分だけ知恵を貸してもらえませんか?」 と、小さく「助けを求める」こと。
実は、人は「助ける」ことで相手に親近感を抱く生き物です。
「頼りにされた」と感じることでチームの一体感はむしろ強まります。
完璧を目指さない勇気がチームを助けるのです。
ブルームで「チームで働く安心感」を学びませんか?
いかがでしたでしょうか。
「働きやすい人」とは、こうした小さな「配慮」や「頼り方」をお互いにできる人のことです。
私たち就労移行支援事業所ブルームでは、コミュニケーション講座やグループワークを通じて、「どう伝えればいいか」「どう頼ればいいか」をスタッフがサポートする安心できる環境でじっくりと練習することができます。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石







