【実績報告】ブルームの卒業生が長く働き続けられる理由とは?定着支援の取り組み
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
本格的な冬の足音が聞こえてくる季節となりましたが、いかがお過ごでしょうか。
さて、就労移行支援事業所を選ぶとき、多くの方が「就職率」を気にされます。
もちろん「就職できること」は非常に重要です。
しかし、私たちがそれ以上に大切にしている"隠れた実績"があります。
それは、「就職後の定着率(=長く働き続けられること)」です。
「就職はゴールだけど、本当のスタートだとも思う」
「働き始めた後、もしまた体調を崩したり、困ったりしたらどうしよう...」
「『働き続ける』ことこそが一番の不安だ...」
水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)により、この「就職した後」の不安を強く感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、なぜブルームの卒業生が「長く働き続けられる」のか、その「秘密」である私たちの「就労定着支援」の他とは少し違う「取り組み」についてご紹介します!
◆ なぜブルームの卒業生は「長く」働き続けられるのか?
その最大の理由は、私たちの「定着支援」の考え方が「困ったらいつでもおいで(=受け身)」ではなく、 「困る前に私たちから様子を伺う(=能動的)」 という点にあるからです。
1.「困ってから」では立て直しが大変
【ブルームの考え】「困ったらいつでも相談してね」という支援では"手遅れ"になることも
・多くの「定着支援」は、ご本人から「辛いです」「困っています」とSOSが発信されてから動き出す(=受け身な支援)のが一般的です。
・しかし、ご本人が「もうダメだ」とSOSを発信する時にはすでに勤怠が乱れていたり、心身の体調が大きく崩れていたりして、立て直すのが非常に大変な状態になっているケースが少なくありません。
・一度、燃え尽きてしまうと回復には膨大なエネルギーと時間が必要になり、それが早期離職につながってしまいます。
・私たちは、この「本当に困った状態」になること自体を、未然に防ぎたいのです。
2. だから、私たちは「困る前」にこちらから動きます
【ポイント】「就職して終わり」ではない。スタッフが「能動的」にコンタクトを取り続けます
・ブルームでは就職(卒業)された後も専任の「定着支援スタッフ」が定期的にあなたにご連絡を差し上げます。
・それは堅苦しい「面談」ばかりではありません。
・「最近、どうですか?」という電話やLINE(チャット)でのほんの数分のやり取りです。
この「ちょっとしたやり取り」を私たちが「能動的」に行うこと。
これこそがブルームの定着支援の「心臓部」です。
3.「小さな違和感」の段階で、一緒に対処する
【ポイント】「大きな問題」になる前に「小さなサイン」をキャッチし、早期に対処する
この定期的な「ちょっとしたやり取り」を続ける目的。それは、
・「なんだか最近、眠りが浅い気がする」
・「新しい上司の指示が、少し分かりにくい」
・「疲れが溜まってきたかも...」
といった、ご本人様もまだ「問題」だと思っていないような「小さなサイン」や「違和感」を私たち支援員が早期に把握するためです。
この「小さなサイン」の段階であれば、対処はまだ簡単です。
・「じゃあ、来週、職場の方に『指示の出し方』について私たちから少しお願いしてみましょうか」
・「一旦、週末の過ごし方を見直して、リラックス法を試してみましょう」
このように、問題が「小さいうち」に「早期対処」を繰り返していくこと。
これこそが卒業生が大きな体調不良やトラブルに陥ることなく、「安定して長く」働き続けられる一番の理由なのです。
◆「就職後」の不安も、私たちと一緒に「安心」に変えませんか?
いかがでしたでしょうか。
就職は、ゴールであると同時に、「不安なスタート」でもあります。
ブルームはその「スタート後」の道のりも、あなたが「もう大丈夫」と自信が持てるまでしつこく(笑)、そして温かく「伴走」し続けることをお約束します。
「就職した後も、ずっとサポートしてもらえるなら安心かも...」
そんな風に感じていただけたら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石







