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【タスク管理の基本】「ToDoリスト」の効果的な作り方と活用法

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
本格的な冬の足音が聞こえてくる季節となりましたが、いかがお過ごでしょうか。

さて、お仕事や日々の訓練の中で、こんな風に困ってしまっていませんか?

「やるべきことが多すぎて頭がごちゃごちゃ...何から手をつければいい?」
「大事なタスクを『うっかり』忘れてしまい、後で大慌てしてしまう」
「頭の中が整理できず、不安や焦りばかりが募ってしまう...」

水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(特に発達障害・ADHDなど)の特性により、タスク(やること)の管理や、優先順位付けに難しさを感じ、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、そんなあなたの「頭の中」を驚くほどスッキリさせ、「抜け・漏れ」を防ぐための最強のツール、「ToDoリスト(やることリスト)」の基本的な作り方と効果的な活用法をご紹介します!

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◆なぜ「ToDoリスト」が、あなたの"脳"を助けてくれるの?
まず、「ToDoリスト」を作る最大の目的は、「脳の負担を減らすため」です。

【ポイント】ToDoリストは、あなたの「脳の"外部メモリ(外付けハードディスク)"」です

・私たちの脳が一度に覚えておけること(=ワーキングメモリ)には限りがあります。
・「あれもやらなきゃ」「これも忘れないように」と、頭の中だけで全てを管理しようとすると、脳はすぐにメモリ不足(パンク状態)になってしまいます。

これが、「うっかりミス」や「不安・焦り」の最大の原因です。

・「覚えておく」という作業を脳の代わりに「紙(やアプリ)」にやってもらう。

これだけで、あなたの脳は「今、目の前のこと」だけに集中できるようになり、パフォーマンスが劇的に上がるのです。


◆「使える」ToDoリストを作る、3つのステップ
「リストを作っても、結局その通りにできない...」という方も、この3ステップを試してみてください。

1. ステップ1:まずは「全部」書き出す
【ポイント】「タスクの"棚卸し"」。頭の中を「空っぽ」にする

・まず、大きさや期限は一切気にせず、「今日やること」「今週中にやること」「いつかやること」を、思いつく限り、すべて紙やメモアプリに書き出します。
(例)「〇〇さんにメール返信」「ブルームに通所」「MOSの勉強」「銀行振込」「ゴミ出し」

これだけで、「忘れてはいけない」という脳のプレッシャーから解放され、スッキリするはずです。


2. ステップ2:「優先順位」をつける
【ポイント】「重要度」と「緊急度」の2つの軸で仕分ける

書き出したタスクを眺め、どれから手をつけるべきか「優先順位」をつけます。

おすすめは、「①緊急で、重要なこと」(例:今日の15時までの振込)を最優先にすることです。

「②緊急ではないが、重要なこと」(例:MOSの勉強)も、後回しにしすぎないよう注意です。

「いつかやること」は別のリストに移してしまい、今日のリストはシンプルに保ちましょう。


3. ステップ3:「具体的な"行動"」にまで「分解」する
【ポイント】「大きなタスク」のままではどこから手をつけていいか分からない

これが一番重要なコツかもしれません。

・「プレゼン資料作成」といった「大きなタスク」のままリストに書いても、脳は「何をすればいいの?」と混乱し、後回し(先延ばし)にしてしまいます。

「それを見たら、すぐに取り掛かれる」というレベルまで、タスクを「小さく分解」しましょう。

✕ 悪い例: 「プレゼン資料作成」

〇 良い例:
・「① 関連データを集める(30分)」
・「② グラフを作る(15分)」
・「③ スライドの構成を考える(10分)」

ここまで分解すれば、「じゃあ、今日は①のデータ収集だけやろう」と最初の一歩を迷わず踏み出せます。


◆「作っただけ」で終わらせない!3つの活用法
〇終わったら思い切り「消す(チェックを入れる)」!
タスクが完了したら二重線で「消す」か、チェックボックスに「✔」を入れましょう。

この「できた!」という視覚的な「達成感」が、次のタスクへのモチベーションに繋がります。

・「朝イチ」か「前日の夜」に、必ず見直す
・リストは「作りっぱなし」では意味がありません。
・毎朝の仕事始め(あるいは、前日の寝る前)にその日のリストを確認し、「今日はこの順番で進めよう」と計画を立てる習慣をつけましょう。

〇完璧を目指さない
・リストのタスクが全部終わらなくても自分を責めないでください。
・終わらなかったタスクは「明日やればいいや」と、明日のリストに落ち着いて移動させれば良いだけです。
・ToDoリストはあなたを縛る「ノルマ表」ではなく、あなたを助ける「地図」ですから。


◆ その「タスク管理」、ブルームで「習慣」にしませんか?
いかがでしたでしょうか。
「ToDoリスト」の作成と活用は生まれつきの「才能」ではなく、練習すれば誰でも身につけられる「技術(スキル)」です。

「分かっていても一人だとつい習慣にならない...」
「自分の『タスクの分解』の仕方が合っているか誰かに見てほしい」

私たち就労移行支援事業所ブルームでは、日々の訓練の中で支援スタッフがあなたと一緒に「ToDoリスト(今日の目標)」を立てることから始めます。
そして、一日の終わりに「どれができて、どれが難しかったか」を一緒に「振り返る」ことまで徹底的にサポートします。

「タスク管理」という強力な武器を、私たちと一緒に身につけてみませんか?

・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています

障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。

◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

作業療法士 大石

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