【ジェネレーションギャップ】「まだ若くて、経験がなさ過ぎる...」は、実は「最強の武器」になる
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
暦の上では立冬を迎え、本格的な冬の寒さを感じる季節となりましたが、いかがお過ごでしょうか。
さて、前回は「年上であること」の不安についてお話ししましたが、今回はその全く逆のお悩みです。
「いざ就職しようにも、自分はまだ若くて社会人経験もほとんどない...」
「周りが年上のベテランばかりだったらどうしよう」
「『経験がなさ過ぎて、戦力になれない』と足手まといだと思われないだろうか...」
水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)への不安に加え、この「若さ」や「経験不足」というコンプレックスに悩み、就職活動に踏み出せずにいる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの不安を「希望」に変えるため、なぜ企業があなたの「経験不足」を恐れていないのか、そして、その「若さ」を「最強の武器」に変えるための、3つの大切な考え方をご紹介します!
◆ 企業が「経験の浅いあなた」に本当に求めているもの
まず、あなたに一番にお伝えしたいこと。
それは、障害者雇用(あるいは新卒・第二新卒)の採用において、企業はあなたに「完璧な即戦力」であることは求めていないということです。
【ポイント】企業はあなたの「経験値」を見ていません。「素直さ」と「将来性(ポテンシャル)」を見ています
・企業が中途採用で一番恐れるのは、実は「経験者」が前の会社の「変なクセ」や「頑固なプライド」を持ち込んでしまい、新しい環境(社風)に馴染めないことです。
・その点、経験が浅いあなたは、いわば「まっさらな状態(ブランクスレート)」です。
・これは、企業にとって「うちの会社のやり方を素直に吸収してくれる」「変なクセがついていないので育てやすい」という、何物にも代えがたい「最大の魅力」です。
・「経験がない」ことは決して「戦力になれない」ことではありません。 「これからいくらでも伸びしろがある」という、「将来性(ポテンシャル)」の証明なのです。
◆ あなたの「経験不足」を「信頼」に変える、3つのコツ
では、その「将来性」を「信頼」に変え、「この人を採用してよかった!」と職場で思ってもらうためにはどうすれば良いのでしょうか。
1. コツ1:「知ったかぶり」をせず、「教えてください」と素直に聞く
【ポイント】「素直さ」は経験不足を補う最強のコミュニケーションスキル
・経験が浅い方が、職場で一番やってはいけないこと。それは、分からないことを「分かったふり」をしてそのままにして、後で大きなミスをすることです。
・年上の先輩や上司は、あなたが「分からない」ことを百も承知です。彼らが一番安心するのはあなたが「すみません、ここは初めてなので教えていただけますか?」と、素直に助けを求めてくれることです。
・この「素直さ」こそが相手に「この人は信頼できる」という安心感を与えます。
2. コツ2:「メモ」を取り、「同じことを二度聞かない」という姿勢を見せる
【ポイント】「意欲(やる気)」は、具体的な「行動」で示す
・あなたの「素直さ」が分かったら、先輩はあなたに色々なことを教えてくれます。
・その時、必ず「メモ」を取りましょう。
・メモを取るという行動は「あなたの貴重な時間をいただいて真剣に学んでいます」「同じミスは繰り返しません」という、「意欲」と「誠実さ」を視覚的に伝える最も簡単な、しかし最も強力なアピール方法です。
・この姿勢を見れば、先輩も「この子のためなら、もっと教えてあげよう」と、あなたのサポーターになってくれます。
3. コツ3:「当たり前」と思わず、「ありがとうございます」を具体的に伝える
【ポイント】あなたを教えることは先輩の「親切」であり「コスト」
・先輩や上司があなたに何かを教える。それは「当たり前」ではありません。彼らの貴重な業務時間をあなたの「成長」のために使ってくれているのです。
・「あ、どうも」ではなく、「お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました!」「おかげさまで、さっきの〇〇、一人でできました!」と、具体的に「感謝」を言葉にすること。
・この「感謝」が言えるだけで世代のギャップは埋まっていき、あなたは「経験は浅いけれど、とても気持ちの良い応援したい新人だ」と、チームの一員として温かく受け入れられます。
◆ ブルームで「できること」から、自信をつけませんか?
いかがでしたでしょうか。
「若さ」や「経験不足」は決してコンプレックスではありません。 それは、
・素直に聞けること
・真摯にメモを取れること
・具体的に感謝を伝えられること
という、ベテラン社員が失いがちな「最強の武器」をあなたが持っている証拠です。
「分かっていても、いきなり職場で『質問する』のが怖い...」
「メモの取り方や報連相の『型(かた)』からまず練習したい」
ブルームのビジネスマナー講座やSST(ソーシャルスキルトレーニング)は、まさにこうした「職場で愛される新人」になるための「型」を安全に、安心して練習できる場所です。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石







