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自分の「トリセツ(取扱説明書)」を作って、障害特性への理解を深めよう

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
落ち葉が舞う季節も終わりに近づき、冬の足音が聞こえてきましたね。いかがお過ごでしょうか。

さて、就職活動を始めると必ず「自己理解」という言葉を耳にします。

「自分の『強み』や『弱み』を理解しましょう、と言われるけど...」
「正直、自分のことが自分でもよく分からない」
「面接で『あなたの障害特性は?』と聞かれた時、うまく説明できる自信がない...」

水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)により、この「自己理解」の具体的な方法が分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたの「モヤモヤ」を解消し、就職活動の最強の"武器"にもなる「自分のトリセツ(取扱説明書)」の作り方とその重要性について解説します!

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◆ そもそも「自分のトリセツ」って何?
「自分のトリセツ(取扱説明書)」とは、ご自身の「障害特性」や「性格的な傾向」をご自身が一番働きやすくなるために、そして周りの人にも正しく理解してもらうために客観的にまとめた「ガイドブック」のことです。

家電の取扱説明書に、「こういう時は、こう使ってください」「こういうことは苦手です(故障の原因になります)」と書いてあるのと同じイメージですね。

【ポイント】「弱み」を書き出すのではなく、「上手な使い方・対処法」をまとめるものです

トリセツの目的は「私には、こんなに弱みがあります」というリストを作ることでは、決してありません。
「私には、こういう特性(強み・苦手)があります。そして、その特性と上手に付き合い安定して働くために、こういう『工夫(対処法)』をしています」
と、前向きな「対策」をまとめることが最大の目的なのです。


◆ なぜ「トリセツ」が就職活動の"武器"になるの?
この「トリセツ」作り(=自己理解)は就職活動において他のどんなスキルよりも強力な"武器"になります。

1. 自分自身が「安定して働く」ための"お守り"になる
「なんとなく調子が悪い」が「あ、自分は『騒がしい場所』だと疲れやすいんだった(トリセツ記載)」と、不調の「原因」が明確になります。

原因が分かれば「じゃあ、耳栓を使おう」「静かな休憩室で5分休もう」と、具体的な「対処(コーピング)」ができます。


2. 面接で「自己PR」と「配慮事項」を、自信を持って説明できる
これが、就職活動における最大のメリットです。

面接で「どんな配慮が必要ですか?」と聞かれた時、このトリセツがあなたの「答え」そのものになります。

✕ NG例(トリセツがない): 「コミュニケーションが苦手です...」
(→企業側は「どうサポートすれば?」と不安になる)

〇 OK例(トリセツがある): 「私は『口頭での指示を一度に覚える』のが苦手です(特性)。その代わり、『メモを取る』ことや『チャットで指示をいただく』ことでミスなく正確に作業できます(対処法・求める配慮)」

このように伝えられれば、企業は「この人は自分のことを客観的に理解し、すでに対処法も身につけている。安心して仕事を任せられるな」と信頼を寄せてくれるのです。


〇「トリセツ」の作り方 3つのステップ
ブルームではこの「トリセツ」作りを支援員との面談やプログラムを通じてじっくりと行います。 まず、ご自身でできる3つのステップをご紹介します。

1. ステップ1:自分の「特性(得意・苦手)」を書き出す
「〇〇さんの『こだわり』は『丁寧さ』という強みですね」といった支援員(他者)の視点も借りながら、ご自身の特性を「良い・悪い」ではなく「事実」として書き出します。

・(例)得意:PCでの単純作業、ルール通りにやること、細かいミスに気づく
・(例)苦手:急な予定変更、マルチタスク(複数の仕事)、電話応対、雑談


2. ステップ2:その特性が「いつ・どんな時」に出やすいか?(トリガー)を分析する
(例)「マルチタスクが苦手」→「上司AさんとBさんから、同時に口頭で指示が飛んできた時に、パニックになる」

(例)「細かいミスに気づく」→「データチェックの作業をしている時、誰よりも集中できる」


3. ステップ3:「具体的な対処法(マニュアル)」を考える
これが一番大切です。「苦手」を「どうカバーするか」の作戦会議です。

・(A)自分でできる工夫(セルフケア):
(例)「パニックになりそうな時は、一度トイレに立ち、深呼吸する」
(例)「タスクを付箋に書き出し、優先順位をつけてから手をつける」

・(B)会社にお願いしたい配慮(合理的配慮):
(例)「指示は、なるべくチャットかメモで、一つずつ頂けると助かります」
(例)「騒がしい場所が苦手なので、集中ブースの使用や、耳栓の着用を許可してほしい」


◆ その「トリセツ」、私たちと一緒に完成させませんか?
いかがでしたでしょうか。
「自分のトリセツ」はあなたという素晴らしい「才能」を職場で正しく、安全に、そして最大限に活かしてもらうための何より大切な「仕様書」です。

「自分一人では、強みや対処法がうまく言葉にできない...」
「自分の『苦手』を、どう『配慮』として伝えたらいいか分からない」
そんな時は、ぜひ私たちブルームの支援員を頼ってください。

私たちは、あなたの「短所」だと思い込んでいるものを「強み」として捉え直す(リフレーミング)プロフェッショナルです。
あなたの「トリセツ」を一緒に完成させ、「自信」を持って就職活動に臨みませんか?

・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています

障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。

◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

作業療法士 大石

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