【お悩み相談】理由は分からないけど行けない...「体調不良」以外の"言葉"が見つからないあなたへ
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
本格的な冬の足音が聞こえてくる季節となりましたが、いかがお過ごでしょうか。
さて、就職を目指して体調を整えようとしている時、 朝、目が覚めた瞬間にこんな感覚に襲われることはありませんか?
「熱があるわけでも、お腹が痛いわけでもない。でも、どうしても体が動かない」
「『行かなきゃ』という焦りだけが空回りして涙が出てくる」
「周りに説明しようにも『体調不良』としか言えず、『怠けてる』と誤解されるのが怖い...」
水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)により、この「理由のわからない不調」の正体が掴めず、ご自身を責めてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの「言葉にならない不調」の正体を探るため、ブルームでも最も大切にしている「セルフモニタリング(自己観察)」の具体的なコツについて、少し詳しくご紹介します!
◆ その不調、あなたの「心のバッテリー切れ」のサインかも
まず、あなたに一番にお伝えしたいこと。
それは、「理由が分からない」のではなく「理由が、小さすぎて見えにくい」だけだということです。
【ポイント】その「行けない」は、「怠け」ではなくあなたの心身が発する「緊急ブレーキ」です
・「昨日、人と話しすぎて疲れた(社会的ストレス)」
・「来週のプレゼンを考えると不安だ(精神的ストレス)」
・「PC作業に集中しすぎた(認知的ストレス)」
・「睡眠の質がここ数日悪かった(身体的ストレス)」
こうした一つひとつは「休むほどでもない」と感じるような"小さなストレス"が、あなたの「心のコップ」に少しずつ溜まっていき、ある朝コップから溢れて(=バッテリーが切れて)、「行けない」という「緊急ブレーキ」がかかってしまう。
これが、あなたの「理由の分からない不調」のよくある正体です。
「セルフモニタリング」は、この「小さなストレス(=水滴)」に気づき、溢れる前にご自身で対処できるようになるための最強のツールなのです。
◆「なんとなく」を「見える化」する。何を、どう記録すればいい?
「セルフモニタリング=記録」と聞くと「面倒だ」と感じるかもしれません。
完璧な文章(日記)にする必要は全くありません。
大切なのは、客観的な「パターン」を見つけることです。
ブルームでは、まずこの「5つの項目」をご自身の「記録しやすい形」(手帳、カレンダー、スマホアプリなど)でメモしてみることをお勧めしています。
1. まずは基本の3つ(体調の土台)
○睡眠(時間と質):
(例)「24時~7時(7h)」「(質)夜中に2回起きた」
→ 睡眠の「量」と「質」は翌日のバッテリー残量に直結します。
○気分(1~5点):
(例)「朝:2点(重い)」「昼:3点(普通)」「夜:1点(疲れた)」
→ あなたの感情の「波」を客観的に点数付けしてみましょう。
○主な活動(エネルギー消費):
(例)「ブルーム通所(PC訓練)」「通院」「一日中、家で過ごす」
→ あなたが「何に」エネルギーを使ったかを記録します。
2."理由"のヒントになる、応用編の2つ
もし余裕があれば、この2つも加えると、「なぜ」の解像度がぐっと上がります。
○身体のサイン(小さなSOS):
「体調不良」という曖昧な言葉ではなく、「具体的な身体感覚」を書きます。
(例)「頭が重い」「肩が凝っている」「お腹が張る」「目がチカチカする」
→ こうした「小さなSOS」が、「行けない」という大きな不調の「前兆(サイン)」であることが多いです。
○ストレス・出来事(心の動き):
その日、あなたの「心」が動いた出来事をメモします。
(例)「グループワークで疲れた」「上司からAの件を頼まれた(不安)」「〇〇さんに褒められた(嬉しかった)」
◆【最重要】記録は「振り返る」ことで初めて"お守り"になる
この記録(セルフモニタリング)は「書きっぱなし」では意味がありません。
「振り返る」ことこそが目的です。
1週間分たまったら、そのメモを私たち支援員と一緒に眺めてみましょう。
すると、こんな「あなただけのパターン(=トリセツ)」が見えてくるのです。
(振り返りでの"気づき"の例)
・「あ、水曜日(④身体:頭が重い)と金曜日(①気分:1点)に決まって調子を崩しているな...」
・「その前日(火・木)の(⑤出来事)を見ると...『グループワークに参加』『友人と会った』と書いてある」
・「もしかして私、『人と長く話した(社会的ストレス)』翌日にバッテリーが切れて『行けなく』なるのかも...?」
これが分かれば、 「『理由が分からない不調』」は、 「『対人ストレス』による、予測可能な『エネルギー切れ』」 だった、と"言葉"になります。
そして、「『行けない』自分はダメだ」と責めるのではなく、
「人と会った翌日は意識的に一人の時間を作る」
「ブルームでもグループワークの後はPC訓練を減らしてもらう」
といった「具体的な対処(=自分を守る工夫)」ができるようになるのです。
◆ その「言葉にならない不安」、私たちと一緒に「見える化」しませんか?
いかがでしたでしょうか。
「理由が分からないけど、行けない」
その「モヤモヤ」の正体はあなたの中に必ずあります。
「自分一人では、記録を振り返ってもパターンが分からない」
「この『対処法』が本当に合っているか自信がない」
私たち就労移行支援事業所ブルームは、作業療法士(OT)といった専門職が在籍するあなたの「体調パターン」を一緒に見つけ出す「自己理解」のプロフェッショナルです。
あなたの「なんとなく」を私たちと一緒に「これだったのか!」という「安心」に変えてみませんか?
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石







