週の始めのプログラムです。前の週を振り返り、良くできていた点とさらに良くできそうな課題点を確認して今週の目標を立てます。グループワークを行って他の人の振り返りを聞いたり前向きな意見をもらったりして、自分でも気がつかない点を発見できます。
事務作業を行う場所に似せた設定で個人作業をして課長役に報告したり、グループワークで行って同僚と協力しながら課題を行うプログラムです。個人作業から多人数での作業まで、どの働き方が得意か・苦手な状況でどのように振る舞えば良いのかを練習することで就職してからの働き方を考える機会になります。
ブルームに決まった日に通うことで基礎体力はある程度ついてきますが、プラスアルファで体力をつけたい方向けのプログラムです。その人の状況や希望に合わせて軽めのコースから体のバランスを整えたり筋力をつけたりするコースがあります。運動を通して気軽にコミュニケーションを取ることもでき、対人関係が苦手と感じている方のトレーニングとしても利用できます。
職場では同僚や上司の考えを”察する”ことでうまく立ち振舞える場合があります。このプログラムでは相手がどのようなことを考えているか、どんな気持ちかを察するトレーニングを行い、職場で「意図を読み取る」「空気を読む」練習を行います。
仕事上の指示を受けても「うまくメモが取れない」「忘れてしまう」といったことがあります。その結果指示通りに仕事できずにうまくいかなくなります。要約トレーニングでは自分に合った指示受けのスタイルをつかむためのトレーニングを行い、職場で実際に使える指示受けスキルを獲得します。
SSTはSocial Skills Trainingの略で、日本語では社会生活技能訓練と言います。例えば「高圧的な上司への対処法」や「断るのが苦手」「自分から質問することができない」など、自分が就職して感じた「やりにくさ」をテーマとして取り上げ、どのように対処していけば良いかを参加者全員で考えていきます。自分だけで考えていたら思いつきもしなかった解決法が見つかることも多い目からウロコのプログラムです。
職業生活を長く送る上で自分自身を向上させたり回復させたりすることは非常に重要です。しかし、日本人はこの余暇を上手く取ることが苦手と言われています。土曜日は自身を回復させるための効果的な余暇の取り方を実践して学んでいきます。
軽い運動やゲームなどを行うことが多いため、人に対して緊張感が強い方も無理なく参加できます。
利用者それぞれの目的や課題に応じた勉強や作業訓練を行います。プログラムのまとめやスタッフと個別の面談もできます。
就職が近づいてくるとより具体的に職場での仕事を想定しやすくなるため、自己課題の時間に行う内容も徐々に具体的な内容になっていきます。