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会議の進行って意外と難しい...。参加者が活性化する会議の進め方!

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
街路樹の葉が色づき始め、本格的な秋を感じる季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて、ブルームのグループワークやお仕事での会議の場面。
「じゃあ、進行役(ファシリテーター)をお願いします」と任された時、こんな風に困ってしまいませんか?

「何をすればいいか分からず固まってしまった...」
「一部の人だけが話して他の人はシーン...。気まずい...」
「議論が脱線して時間内に話がまとまらなかった...」

水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)により、こうした「人前での進行役」や「場をまとめること」に強い苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、そんなあなたの不安を和らげ、会議やグループワークを「やってよかった!」に変えるためのファシリテーターの基本的な3つのコツを解説します!

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誰でもできる!会議を活性化させる3つの「ファシリテーション術」
ファシリテーターは自分が「すごい意見を言う人」になる必要は全くありません。
大切なのは、「参加者全員が安心して意見を言える"場"を作るサポーター」になることです。

①ステップ1:始まる前に「ゴール」と「安全ルール」を共有する
【ポイント】会議の「地図」と「約束事」を全員で確認する

議論が迷子になる最大の原因は、「今日、何のために集まったのか」が曖昧なことです。 ファシリテーターはまず最初に以下を全員に共有しましょう。

☑ゴール:「本日は〇〇を決めるのがゴールです」
☑時間:「時間は〇〇分までです」
☑安全ルール:「どんな小さな意見でも大歓迎です」「人の意見を否定しない、遮らない」

特にこの「安全ルール」を宣言するだけで、参加者の心理的なハードルがぐっと下がり、発言しやすい空気が生まれます。


②ステップ2:「聞き役」に徹し、「質問」で意見を引き出す
【ポイント】ファシリテーターは「話さない」。意見を「広げる」のが仕事

ファシリテーターが一番話してしまうと他の人は話しにくくなります。
あなたは「聞き役」に徹し、意見を引き出す「質問」を投げかけましょう。

・悪い質問:「〇〇でいいですよね?」(→ "はい" で終わってしまう)
・良い質問(開かれた質問):
「〇〇さんは、この件についてどう思いますか?」(指名して聞く)
「他には、どんな考え方があるでしょうか?」(意見を広げる)
「Aさんは〇〇という意見ですが、Bさんはどう感じますか?」(意見をつなげる)


③ステップ3:時々「要約」し、最後に「決定事項」を確認する
【ポイント】議論が迷子にならないよう、こまめに「現在地」を全員で確認する

色々な意見が出ると、「今、何の話だっけ?」と議論が迷子になりがちです。
そんな時は、ファシリテーターが「交通整理」をしましょう。

☑要約する:「ここまでをまとめると、A案とB案が出ている、ということで合っていますか?」
☑時間を管理する:「残り5分なので、そろそろ結論をまとめましょう」
☑結論を確認する:「本日の決定事項は『〇〇』ということでよろしいでしょうか」

最後に「決まったこと」を全員で確認して終えるだけで、会議の満足度は劇的に上がります。


ブルームで、人前での「進行役」も安心して練習しませんか?
いかがでしたでしょうか。
ファシリテーターは特別な才能ではなく、練習で身につけられる「技術」です。
このコツを知っているだけで「進行役、どうしよう...」という不安はきっと和らぐはずです。

私たち就労移行支援事業所ブルームでは、グループワークのプログラムを豊富にご用意しています。
その中で、こうしたファシリテーションの役割もスタッフがしっかりサポートしながら安心して練習することができます。

・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています

障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。

あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

作業療法士 大石 純

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