圧迫面接が怖い...もしもの時の心の準備と対応のヒント

こんにちは!
医療機関が運営する、茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームです。
秋も深まり、就職活動も本格化する季節となりましたね。
水戸市やつくば市周辺で障害(精神・発達・知的障害など)と向き合いながら就職活動を進める方にとって、「面接」は特に緊張する場面かもしれません。
その中でも「圧迫面接」という言葉を耳にして、 「意地悪な質問をされたらどうしよう...」 「頭が真っ白になってしまいそう...」 と、強い不安を感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、全ての企業がこのような面接を行うわけではありません。
でも、「もしも」の時のために心の準備をしておくだけで、他の面接にも落ち着いて臨めるようになります。
今日は、そんな場面であなた自身を守り、落ち着いて対応するためのヒントをお伝えします。
「圧迫面接」を乗り切る4つの心の準備
1.「これは面接官の役割」と客観視する
厳しい指摘や答えに詰まるような質問をされると「自分が攻撃されている」と感じてしまいがちです。
そんな時は、まず心の中で「これは、面接官の役割なんだ」と、そっとつぶやいてみてください。
面接官はあなたの人格を否定したいのではなく、「ストレスがかかる状況で、どう対応するだろう?」という点を見るために役割を演じているのかもしれません。
そう思うだけで質問と自分の心を少し切り離すことができ、冷静さを取り戻すきっかけになります。
2.焦らず「一呼吸おく」勇気を持つ
予期せぬ質問に慌てて何か答えなければ、と焦ってしまうのは自然なことです。でも、そんな時こそ「間(ま)」を恐れないでください。
「少し、考えをまとめさせていただけますか」 と一言断って、ゆっくり一呼吸おいてみましょう。
沈黙は決してマイナスではありません。
難しい質問に落ち着いて誠実に向き合おうとする姿勢は、むしろポジティブな印象を与えます。
3.「正直さ」と「前向きさ」で誠実に答える
答えにくい質問、例えば経歴の空白期間などを指摘された際には、嘘をついたりごまかしたりする必要はありません。
「はい、ご指摘の期間は治療に専念しておりました。その経験を通じて、自分にとって無理のない働き方や日々の体調管理の重要性を深く理解しました。この経験を活かし、今後は安定して長く貢献できると考えております。」 このように、事実を正直に認め、そこからの学びや前向きな姿勢を添えることであなたの誠実さがきっと相手に伝わります。
4.「この会社は合わない」と見極める視点も大切
最後に、もし面接で理不尽なほどの圧迫感や尊厳を傷つけられるような言動があったとしたら、それは「この会社は、自分には合わないかもしれない」という大切なサインかもしれません。
面接は企業があなたを選ぶだけでなく、あなたが企業を選ぶ場でもあります。
安心して自分らしく働ける環境かどうかを見極める、という視点も忘れないでくださいね。
ブルームの「模擬面接」で自信をつけませんか?
私たち就労移行支援事業所ブルームではスタッフが面接官役になる「模擬面接」を大切なサポートの一つとしています。
医療機関が運営しているからこそ、療養による経歴の空白などデリケートな質問への答え方もあなたの気持ちに寄り添いながら一緒に考えることができます。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に、18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけます。
まずはお気軽にご自身の状況をご相談ください。 色々なパターンの面接を練習し、自信を持って本番に臨めるようしっかり伴走します。
作業療法士 大石 純