最新情報

うつ病によるブランクを乗り越え、自分らしい働き方を見つけたAさんの物語

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「病気で仕事にブランクができてしまった...」
「また、以前のように働けるんだろうか...」
「自分のペースで働ける場所なんて、本当にあるのかな?」

水戸市やつくば市周辺で、うつ病などの精神障害が理由でこうした再就職への不安や焦りを感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな不安を乗り越え約3年間のブランクを経て自分らしい働き方を見つけることができた卒業生のAさんの希望あふれる物語をご紹介します。

2025_1021_blog_01.jpg

Aさんの就職までの道のり【3つのステップ】
Aさんはうつ病が原因で以前の職場を離職。心と体を休める期間を経て、「そろそろ何か始めたい」という思いでブルームの扉を叩いてくださいました。

①「できること」を再確認し、自信を取り戻す
【ポイント】焦らず、今の自分を認めることからスタート

通所を開始した当初、Aさんは少し自信を失っているように見えました。「3年も休んでいたので、何もできなくなってしまった気がします」と。
私たちはまずAさんが元々持っていた経理の知識に着目。簡単なデータ入力や簿記の資格勉強など、「これならできそう」と思える課題からゆっくりとリハビリを始めました。
「できた!」という小さな成功体験を一つひとつ積み重ねることが、失いかけていた自信を取り戻すための何よりの薬になりました。


②「大切にしたいこと」を整理し、働き方を考える
【ポイント】"どう働くか"だけでなく、"どう生きたいか"を考える

体調が安定してくると、次のステップは「どんな働き方をしたいか」を考えることです。
Aさんはスタッフとの面談を重ねる中でご自身の気持ちを整理していきました。

「以前のようにフルタイムで働くのは、まだ少し不安...」
「でも、せっかくの経理のスキルは活かしたい!」
「無理なく、長く働き続けられる環境がいいな」

その結果、「週3〜4日のパートタイムで、経理事務として働く」という、Aさんにとっての「理想の働き方」が明確になりました。これが、就職活動のブレない軸となったのです。


③「配慮してほしいこと」を伝え、安心できる職場へ
【ポイント】自分の特性を理解し、伝える勇気を持つ

Aさんが最も不安に感じていたのは、「体調の波があること」でした。
私たちは応募書類の作成や模擬面接を通して、企業側にその点をどう伝えれば良いかを一緒に練習しました。

「疲れが溜まると集中力が落ちてしまうことがあります。その際は5分ほど休憩をさせていただけますでしょうか」

正直に、そして具体的に伝えられるようになったことでAさんの不安は「これなら大丈夫かも」という安心感に変わっていきました。
そして、Aさんのその誠実な姿勢とスキルを評価してくれた企業と出会い、見事、希望通りの条件で内定を勝ち取ることができたのです!

最新情報一覧を見る >

水戸メンタルクリニック
水戸メンタル駅前分院
つくば心療内科クリニック
もりや心療内科クリニック
北参道こころの診療所
知能発達検査室 東京千駄ヶ谷・つくば研究学園
訪問看護ステーションBAiKO
就労支援事業所ブルーム
医療法人イプシロン

ページの先頭へ