基本のビジネスマナー|来客応対の流れとポイント

こんにちは!
医療機関が運営する、茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームです。
秋も深まり、過ごしやすい季節となりましたね。
水戸市やつくば市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)により事務職や受付業務といった仕事のビジネスマナーに不安を感じている方へ。
会社の「顔」としてお客様をお迎えする来客応対は大切な仕事の一つです。
「お迎えして、お部屋に案内して、お茶をお出しする...」
一見シンプルなようで、細かい作法が多く「いざという時に、きちんとできるかな...」と不安に感じてしまうかもしれません。
今日は、そんな来客応対の基本的な流れと、「これだけは押さえておきたい!」というポイントを分かりやすくご紹介します。
会社の「顔」として。来客応対の基本フロー
来客応対は、お客様に「この会社はしっかりしていて気持ちが良いな」と感じていただくための大切なおもてなしです。
1.お迎え:明るい挨拶と用件の確認
お客様が来社されたら、まずは笑顔で立ち上がり「いらっしゃいませ」と明るく挨拶をします。
その後、お客様の会社名とお名前、お約束の相手と時間を確認しましょう。
「〇〇社の△△様でいらっしゃいますね。いつもお世話になっております。担当の□□は14時よりお待ち合わせと伺っております。」
このように、復唱して確認することで、お互いに安心できます。
2.ご案内:お客様の一歩半前を歩くのが基本
応接室や会議室へご案内する際はお客様の一歩半斜め前を歩くのが基本です。
時々、お客様の歩調に合っているか、後ろを振り返って確認する気配りが大切です。
廊下の角や段差がある場所では「こちらでございます」「お足元にお気をつけください」と一言添えましょう。
お部屋に着いたらドアを開けて「どうぞ」と中へお通しし、お客様が座る席(上座)を示します。
3.お茶出し:清潔感と順番が大切
お茶をお出しする際は、まず応接室のドアを3回ノックします。
「失礼いたします」と一言断ってから入室しましょう。
お茶は、お客様から見て右側後方からお出しするのが基本です。
茶碗の絵柄がお客様の正面に来るように置き、「どうぞ」と一言添えます。
複数のお客様がいらっしゃる場合は役職が一番上の方(上座に座っている方)から順番にお出しします。
4.お見送り:感謝の気持ちを込めて
お見送りは担当者が行うことが多いですが、あなたが担当する場合もあります。
エレベーターまでご案内し、「本日は、ご来社いただき誠にありがとうございました」と、丁寧にお礼を述べます。
エレベーターの「開」ボタンを押しながらお客様が乗るのをお待ちし、ドアが閉まるまで丁寧なお辞儀を続けます。
ブルームで、自信が持てるビジネスマナーを
一見、ルールが多くて大変に感じるかもしれません。
ですが、一つひとつの動作の意味を理解し、練習を重ねることで、来客応対はあなたの大きな自信になります。
私たち就労移行支援事業所ブルームでは、こうしたビジネスマナーも日々の訓練の中でロールプレイング形式も取り入れながら丁寧に練習していきます。
医療機関が運営しているからこそ一人ひとりの特性に合わせ、「一つずつゆっくり覚えたい」「手順を紙に書いてほしい」といったご希望にも柔軟に対応します。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に、18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけます。
まずはお気軽にご自身の状況をご相談ください。
見学・相談は無料ですのでご連絡をお待ちしております。
あなたからのご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純