読書の秋、疲れた心に寄り添うおすすめ本2選

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
秋風が心地よく、温かい飲み物が恋しい季節になりましたね。
水戸市やつくば市周辺で障害(精神障害、発達障害など)と向き合いながら就職活動を頑張る中で、「少し心が疲れたな...」と感じている方へ。
秋の夜長は少しだけ自分のための時間を作りやすい、素敵な季節です。
そんな時は、物語の世界にそっと心を遊ばせる「読書」というセルフケアはいかがでしょうか。
今日は、少し疲れた心に優しく寄り添ってくれるようなブルームおすすめの本を2冊、ご紹介させてください。
疲れた心にそっと寄り添う、ブルームおすすめ本2選
『ライオンのおやつ』 小川 糸 (著)
美しい島にある、少し特別なホスピスが舞台の物語です。
そこでは、人生の最後に食べたい「おやつ」をリクエストできる時間があります。
命の終わりというテーマを扱いながらも物語全体を包むのはどこまでも優しく温かい空気です。美味しいおやつ、穏やかな島の自然、そして人々の静かな交流。
一つひとつの描写が私たちがつい見過ごしがちな「今日という一日の尊さ」を、そっと教えてくれます。
読み終えた後、いつものお茶の時間が少しだけ特別なものに感じられるかもしれません。心がじんわりと温かくなる一冊です。
『今日の人生』 益田 ミリ (著)
大きな事件が起こるわけではありません。
これは、日々の暮らしの中にある小さな発見や心の揺れを、著者の益田ミリさんがまるで友人のように語りかけてくれるエッセイ集です。
「周りの人は、ちゃんとしているように見えるのに...」「こんなことで悩むなんて...」
そんな風に感じてしまう心に「私もそう思うよ」「そのままで大丈夫だよ」と、優しく頷いてくれるような文章たち。
就職活動で「頑張らなきゃ」と少し肩に力が入っている時、その力をふっと抜いてくれる。
ページをめくるたびに心が少しずつ軽くなっていくのを感じられる、お守りのような本です。
ブルームは、あなたの心に寄り添う場所です
本との出会いは人との出会いに似ています。
今のあなたの心にぴったりの一冊がきっとあるはずです。
もし興味が湧いたら事業所の帰りに茨城県立図書館などに立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。
私たち就労移行支援事業所ブルームでは就職のためのスキル訓練だけでなく、こうしたセルフケアの方法やご自身の心の状態と上手に付き合っていくためのサポートも大切にしています。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に、18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけます。
まずはお気軽にご自身の状況をご相談ください。
この秋、あなたにとっての特別な一冊、そして新しい一歩が見つかることを願っています。
あなたからのご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純