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うつ症状で朝が辛い方へ。3つのモーニングルーティンを紹介

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、水戸市やつくば市周辺でうつ症状などの精神障害や発達障害により特に「朝、起きること」に大きな困難を感じている方へ。

「鉛のように体が重くて、起き上がれない...」
「目覚ましが鳴っても布団から出る気力が湧かない...」
「起きられなかった自分を責めて一日が憂鬱な気持ちで始まってしまう...」

そんな辛い朝を一人で何度も経験されてきたかもしれません。
まず、一番にお伝えしたいのは「それは、あなたの気持ちが弱いからではない」ということです。
どうか、ご自身を責めないでくださいね。

この記事では、治療法ではなくあくまで生活の中の小さな工夫として、あなたの辛い朝がほんの少しでも楽になるかもしれない「3つのモーニングルーティン」をご紹介します。

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辛い朝をほんの少し楽にする3つの工夫
「頑張って起きよう!」と意気込むのではなく、「これなら、試せるかも?」と思えるくらいハードルの低いものから始めてみませんか。

1.寝る前に、カーテンを「5cmだけ」開けてみる
真っ暗な部屋で寝ている方は、夜寝る前に遮光カーテンをほんの少しだけ開けておくのがおすすめです。

朝になると、その隙間から太陽の光が部屋に差し込みます。
私たちは、朝の光を浴びることで心と体を活動モードに切り替える「体内時計」がリセットされると言われています。
無理に起き上がらなくても、まず光を感じることで自然な目覚めをそっと後押ししてくれます。


2.枕元に「小さなご褒美」を置いておく
朝、布団から出るための「目的」や「楽しみ」をあらかじめ用意しておく方法です。

例えば...
・一口サイズの大好きなチョコレート
・蓋を開けると良い香りがするハンドクリーム
・これを聴くと元気が出るという音楽が入ったスマートフォン

「あれを味わうために手を伸ばしてみよう」という、ほんの小さな楽しみが重たい体を動かすための最初のきっかけになってくれるかもしれません。


3. 布団の中でできる「グーパー体操」
「さあ、起き上がるぞ!」と気合を入れる前に、まずは布団の中で体を少しだけ目覚めさせてあげましょう。

・手と足をゆっくり「グー」「パー」と繰り返す
・足首や手首をゆっくりくるくる回す
・ゆっくりと気持ち良い範囲で伸びをする

これだけでも体の末端から血行が良くなり、心と体に「これから活動を始めるよ」という優しいサインを送ることができます。


ブルームはあなたの「朝の一歩」から応援します
今日ご紹介した工夫はあくまで選択肢の一つです。
そして、これらを一人で毎日続けるのは簡単なことではないかもしれません。

私たち就労移行支援事業所ブルームでは就職のためのスキル訓練だけでなく、こうした日々の生活リズムの改善から、スタッフが一人ひとりに寄り添い一緒に考えていきます。
「決まった時間にブルームに来る」こと自体が、あなたにとって素晴らしいモーニングルーティンになるかもしれません。

・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています

障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけます。

◎見学や個別相談は無料です。
あなたの辛い朝が少しでも穏やかなものになるよう心から願っています。

作業療法士 大石 純

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