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コミュ障でも大丈夫!卒業生の就職体験記

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
秋の夜長、静かな時間をお過ごしのことと思います。

「人と話すのが苦手...」
「雑談の輪に、どう入ればいいか分からない」
「面接で、うまく自分をアピールできる自信がない」

水戸市やつくば市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)によりコミュニケーションに苦手意識を持ち、就職へ一歩踏み出せずにいる方へ。

今日は、あなたと同じように悩んでいた卒業生Bさんが自分らしい働き方を見つけるまでの物語をご紹介します。

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「話さなきゃ...」焦るほど空回りしていた日々

Bさんはとても真面目で誠実な人柄でしたが、「人と、うまく話せない」という悩みを長年抱えていました。

「相手の目を見て話せない」
「沈黙が怖くて、何か話そうと焦ってしまう」
「話した後に『変に思われたかな』と、一人で反省会をしてしまう」

ブルームに通い始めた当初も他の利用者さんとのコミュニケーションにとても緊張されている様子でした。


「弱み」ではなく「特性」として、自分を理解する
私たち支援員とBさんの挑戦は、まず「なぜ、話すのが苦手なのか」を一緒に考えることから始まりました。

面談を重ねる中で見えてきたのは、Bさんが「話すこと」に集中するあまり、相手の話を十分に「聞けていなかった」こと。
そして、実は「文章でのコミュニケーション」や「一つのことにじっくり集中すること」は誰よりも得意だということでした。

これは、「コミュニケーションが苦手」という弱みではなく、「丁寧な聞き役や、テキストでのやり取りが得意」という、Bさんだけの素晴らしい特性(強み)だったのです。


「得意」を伸ばす、ブルームでのスモールステップ
そこから、Bさんのトレーニングは大きく変わりました。

〇 グループワークでは「聞き役・書記役」に徹してみる
無理に話そうとせず、人の意見を丁寧に聞き、まとめる役割を担うことで自然と会話に参加できるようになりました。

〇 ビジネスチャットの練習を重点的に行う
得意なテキストコミュニケーションを活かし、チャットでの報告・連絡・相談のスキルを徹底的に磨きました。

「話さなくても貢献できる方法がある」。この気づきが、Bさんの自信を大きく育ててくれました。


「自分に合った環境」という、最高の職場選び
自己理解が深まったBさんは、就職活動において明確な「軸」を持つことができました。それは、「口頭でのやり取りが少なく、チャットやメールでのコミュニケーションが中心の、静かな環境で働ける職場」です。

その軸に沿って企業を探し、職場実習を経て、Bさんは見事ご自身の特性を最大限に活かせるIT企業の事務サポート職として内定を掴み取りました。

Bさんは今、笑顔でこう話してくれます。
「苦手なことを無理に克服しようとするのではなく、自分の得意なことで貢献できる働き方があることをブルームが教えてくれました。」


あなたの「得意」をブルームで一緒に見つけませんか?
Bさんの物語は特別なものではありません。
私たち就労移行支援事業所ブルームは、一人ひとりの「苦手」の裏にある「得意」を見つけ出し、それを「強み」に変えてあなたらしい働き方を見つけるお手伝いをします。

・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています

障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけます。

見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

作業療法士 大石 純

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