利用者さんからの質問!「わたしはどうなれば就職できますか?」就労支援事業所で目指す3つのゴール
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしょうか。
さて、ブルームには就職への希望と同時に様々な不安を抱えた方が見学や相談に来られます。
中でも、利用者さんからいただくとてもまっすぐで大切な質問があります。
「わたしは、どういう状態になれば『就職できる』のでしょうか?」
「ゴールが見えなくて不安なんです...」
「何をどこまでやれば『準備完了』と言えるのか分からなくて...」
水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)によりこの「就職」というゴールまでの道のりが曖昧で不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたの不安と真剣に向き合い「就職できる状態」になるために、ブルームのような就労移行支援事業所で具体的に何を目指すのか、その「3つのゴール」を分かりやすく解説します!
「就職できる私」になるために。ブルームで目指す「3つのゴール」
「就職できる状態」とは、特定の資格を取ることだけではありません。
働くための「土台」がしっかり整っていることが何よりも重要です。
ブルームでは、以下の3つのゴールをあなたと一緒に目指していきます。
ゴール1:安定した「生活リズム」と「就労体力」が身についている
【ポイント】まず「週5日、決まった時間に通える」こと。これが全ての土台です。
企業が採用の際、スキル以上に重視するのが「安定して、長く働き続けてくれるか」です。
体調を崩して休みがちではお互いにとって辛くなってしまいます。
ブルームでやること:
まずは「週3日の午前中から」など、あなたのペースで通所をスタート。
徐々に日数や時間を延ばし、最終的に「週5日(月~金)、朝から夕方まで」、ブルームに通所できる生活リズムと体力を身につけます。
「休まずに通えた」という実績そのものがあなたの就職活動での一番の強みになります。
② ゴール2:働くための「実践スキル」が身についている
【ポイント】PCスキルやコミュニケーションの「基本」ができていること。
「何か特別なスキルがないとダメかも...」と不安になるかもしれませんが、多くの企業が求めているのは、まずは「基本」です。
ブルームでやること:
・PCスキル: Wordでのビジネス文書作成、Excelでのデータ入力や簡単な表計算など、事務職で求められる基本操作を学びます。
・コミュニケーション: 「報・連・相」のタイミングや伝え方、電話応対、上司へのアポの取り方など、職場で必要なやり取りをロールプレイングで練習します。 「これなら自分にもできる」という自信が、面接での堂々とした受け答えに繋がります。
③ ゴール3:自分の「障害特性」と「対処法」を言葉で説明できる
【ポイント】「自己理解」こそ障害者雇用で最も重要なスキルです。
これがブルームで目指す最大のゴールかもしれません。
面接で必ず聞かれる「あなたの障害特性」と「そのために必要な配慮」に自信を持って答える準備をします。
ブルームでやること:
・自己理解: 専門スタッフとの面談やプログラムを通じ、「自分はどんな時に疲れやすいか」「何が苦手で、何が得意か」を客観的に整理します。
・対処法(セルフケア)を学ぶ: 「パニックになりそうな時はこうして対処します」「タスク管理はこの方法ならミスなくできます」といった、「自分でできる工夫」を身につけます。
面接で「配慮してほしいこと」だけでなく、「自分でこう対処できること」を具体的に伝えられるようになれば、企業は安心してあなたを採用できます。
「就職できる」自信が持てるまで私たちが伴走します
いかがでしたでしょうか。 「就職できる状態」とは、
・週5日通える「体力」
・仕事をこなせる「基本スキル」
・自分を説明できる「自己理解」
この3つが揃った状態です。
私たち就労移行支援事業所ブルームはあなたがこの3つのゴールを達成し、「これなら働ける!」と自信が持てるまであなたのペースでじっくりと伴走します。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純







