【講座案内】対人関係が楽になる「アサーティブコミュニケーション講座」
こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
金木犀の香りが秋の訪れを感じさせてくれる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、職場や日常生活の中でこんな風に感じたことはありませんか?
「自分の意見を言うのが苦手でいつも我慢してしまう...」
「相手にお願いや『No』を伝えられず、一人で仕事を抱え込んでしまう...」
「良かれと思ってハッキリ言ったら相手を怒らせてしまったみたい...」
障害(精神・発達・知的障害など)によりこうした対人関係の「ちょうどいいバランス」に悩み、疲れを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたに、自分も相手も大切にするコミュニケーションスキルを学ぶ新しい講座のご案内です!
「アサーティブコミュニケーション」って何?
「アサーティブ」とは、日本語で「自他ともに尊重する、誠実で対等な自己表現」と訳されます。
なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと、
「自分の気持ちや意見を我慢せずに正直に伝えつつ、相手の気持ちや意見も同じように大切にする」
という、コミュニケーションの「型(スキル)」のことです。
① あなたはどのタイプ? 3つの自己表現
私たちのコミュニケーションは無意識に以下の3つのタイプに分かれがちだと言われています。
タイプ①:ノンアサーティブ(受身的)
自分の意見や気持ちを後回しにし、相手に合わせて我慢してしまうタイプ。
「どうせ言っても無駄だ...」「波風を立てたくない...」と感じがちです。
タイプ②:アグレッシブ(攻撃的)
自分の意見や気持ちを一方的に押し通そうとするタイプ。
「私が正しい!」「なんで分からないんだ!」と、相手を言い負かそうとしてしまうことも。
タイプ③:アサーティブ(誠実・対等)
自分の意見を正直に伝えながらも相手の意見も尊重しようと努めるタイプ。
「私はこう思うけれど、あなたの意見も聞かせてほしい」という姿勢です。
② 講座では、どんなことをするの?
【ポイント】ロールプレイングで「伝える型」を練習します!
この講座では、アサーティブになるための具体的な「伝え方の型」を学びます。
例えば、「DESC(デスク)法」という有名なフレームワークを使って、
・D = Describe(描写する): 客観的な事実だけを伝える
・E = Express(表現する): 自分の主観的な気持ちを伝える(私は~と感じる)
・S = Suggest(提案する): 相手にしてほしいことを具体的に提案する
・C = Choose(選択する): 相手が「Yes」か「No」かを選べるようにする
といった練習をします。
「上司からの急な残業依頼を角が立たないように断りたい時」 「同僚に仕事のやり方を少し変えてほしいとお願いしたい時」 など、具体的な場面を想定したロールプレイングを通して「私にも言えた!」という成功体験を積むことができます。
ブルームで、もっと「楽」になるコミュニケーションを学びませんか?
いかがでしたでしょうか。
アサーティブコミュニケーションは、生まれつきの性格ではなく、練習すれば誰でも身につけられる「技術」です。
このスキルを知っているだけで、あなたの人間関係のストレスはきっと今よりずっと軽くなるはずです。
私たち就労移行支援事業所ブルームでは、こうしたコミュニケーション講座を通じてあなたが安心して働き続けるためのサポートをしています。
・茨城県水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺にお住まいの方
・精神障害、発達障害、知的障害などにより働くことに困難を感じている方
・20代、30代、40代の方を中心に18歳から64歳までの幅広い年代の方が利用されています
障害者手帳をお持ちでない方もご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
作業療法士 大石 純







