【コラム】精神障害をお持ちの方が仕事を続ける為に大切なこととは?
近年、精神障害をお持ちの方の就職者は増加傾向にありますが、一方で休職や退職になるケースも起きています。理由は様々ありますが、ストレスなどの影響から体調不良となり、就労継続が難しくなることが主な原因となっています。
定着支援員として就労中の方と関わるなかで「どういう方が安定して就労出来ているのか」を考えた時に、ご自身の「不調のサイン」に気付けること、が挙げられます。
では、どうしたら「不調のサイン」に気付けるのでしょうか?
それは、病状が安定している時に「自分が不調になるとどういう行動が多くなるのか」を振り返って自己理解を深めておくことです。出来るだけ早い段階で自分の不調に気付くために、とても大切になります。
真面目な方ほど不調になった場合「自分の根性が足りないんだ、恥ずかしいことなんだ」と捉える方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。主治医や関係している方に是非相談してください。
就労支援事業所ブルームでは、「1人で自己分析は自信ないな」と感じた方でも、プログラムや面談時間を利用しながら支援員や心理士と一緒に少しずつ自己理解を深めることができます。又、利用者同士でよりよい対処法についてアドバイスし合ったりして支え合うこともできます。
精神的に負荷がかかる作業になる為、不調になってしまってからではなかなか振り返る余裕がありません。
安定しているときに、始めてみませんか?
就労支援事業所ブルーム 定着支援員 小山田