【コラム】障害者の方が就職するための訓練にはどんなものがありますか?
就労支援事業所ブルームでは、就活段階になった利用者様で必要と思われる方に『ブルーム内職場体験実習』を勧めています。
ハローワークや県労働局で提供されている職場実習は、雇用前提のトライアル的なものや、週5日間しっかり通所できている方向けのものであることが多いため、
就労経験が少なくて働くことに自信のない方や、実際の職場の業務の中で自分の特性や得手不得手を体験して自己理解に繋げたいと思っている訓練段階の方を対象に『ブルーム内職場体験実習』を提供しています。
慣れた場所での実習となりますが、実際に電話をとって伝言を聞きとったり、話し合いや講和の議事録作成や要約をしたり、いくつかの業務を自分で優先順位設定しながら行ったりする中で、様々な気づきを得ています。
過去の振り返りも大切ですが、今、目の前の事象についてスタッフと一緒に振り返りを行うことでよりホットで具体的な自己理解につながります。
↑実習生が作成したポスター
実習内容によっては新たな才能の発見もあります。
今後も職場体験実習を通して自己理解を深めながら、自信と可能性を広げ、社会復帰に向けたトレーニングを実施していきたいと思います。
ブルーム研究学園 管理者/看護師・保健師 引地