【コラム】「あの人の言い方がきつい」と感じたとき。言葉の「トゲ」と「中身」を仕分ける聴き方
こんにちは。
茨城県の水戸市、つくば市周辺で就労支援を行っているブルームのブログ担当です。
7月22日、水曜日。
日々の訓練や職場で、上司や先輩、あるいは周囲の人から指示や指摘を受けたとき、こんな風に心がズキンと痛んだり、モヤモヤしたりすることはありませんか?
「もっと早く提出してって言ったよね」という言い方が、冷たく突き放されたように感じて落ち込む
「ここ、間違っているから直しておいて」と言われただけなのに、自分の人間性まで否定されたような気がしてしまう
相手のぶっきらぼうな態度や厳しい口調が気になって、肝心の指示の内容が頭に入ってこない
これまでのブログでは、自分がミスをしてしまったときの報告術や、話しかける際の前置きの技術についてお話ししてきました。今回はその逆、相手からの言葉を「受け取る(聴く)」ときの、心をすり減らさないための技術を整理してみましょう。
真面目で繊細な方ほど、相手の不機嫌なオーラや強い口調をダイレクトに浴びてしまい、脳のバッテリーを大きく消耗しがちです。
これを防ぐためのプロの聴き方が、相手の言葉から感情の「トゲ(言い方)」を抜き取り、純粋な「中身(事実・指示)」だけを仕分けるという方法です(^^)
◆ 心を守るための「トゲ」と「中身」の仕分け方
きつい言い方をされたときは、頭の中で言葉を次の2つにパカッと分解してみましょう。
(1) 感情の「トゲ」:ただの背景(天気)として受け流す
「なんでそんな言い方をするんだろう」「私、嫌われているのかな」と考えてしまう部分です。
口調がきつい、声が尖っている、表情が怖い、といった要素は、実はあなたのせいではなく、相手の個人的な事情(寝不足、締め切り前で焦っている、元々そういう話し方の癖があるなど)であることがほとんどです。
これらは「あ、今の時間はあの人の心が荒れ模様なんだな」と、ただの天気予報のように捉えて、右から左へ受け流してしまいましょう。ここにあなたの貴重なエネルギーを使う必要はありません(^^)
(2) 業務の「中身」:ここだけをノートにメモする
トゲを綺麗に取り除いた後に残る、本来あなたが対応すべき「事実」や「次の行動(タスク)」です。
例えば、「もっと早く提出してって言ったよね」というきつい言葉であれば、トゲを抜いた中身は「次からは期限より早めに提出してほしい」というシンプルな要望だけになります。「ここ、間違っているから直しておいて」であれば、「指定の箇所を修正する」というタスクだけです。
この中身だけを冷静にノートに箇条書きで書き写し、それ以外の「言い方のニュアンス」はゴミ箱に捨てるイメージを持ってみてください。
◆ ブルームは「言葉をマイルドに受け止める技術」を練習する場所です
いかがでしたでしょうか。
「きつく言われると、どうしても怖くなってその場から逃げ出したくなる......(>_<)」
「相手の言葉を頭の中で上手に仕分ける余裕が持てそうにない」
就労移行支援事業所ブルームでは、水戸、つくばの各教室において、皆さまが就職した後に職場の人間関係やコミュニケーションの波にのまれてしまわないよう、日々の訓練を通じて受け止め方の練習を行っています。
・認知行動療法をベースに、相手に言われて傷ついた言葉をノートに書き出し、スタッフと一緒に「トゲ」と「中身」に分解していくメンタルワークショップ。
・あえて少し無愛想な指示を出される場面を想定し、動揺せずに「かしこまりました、〇〇の件ですね」と中身だけを確認して返す、安心の環境でのロールプレイング。
・毎日の面談を通じて、皆さまが感じた心のざわつきを等身大の言葉で吐き出し、心の境界線の引き方をスタッフと一緒に復習する個別カウンセリング。
私たちの教室は、どんなに怒鳴られても1ミリも傷つかない鉄のハートを作る場所ではありません。「相手の言い方のトゲは相手の課題」と割り切り、自分に必要な情報(中身)だけをスマートに受け取って、自分の等身大のパフォーマンスと笑顔を守り続ける技術を身につける場所です。
7月22日の水曜日。もし今日、誰かの言葉に心がチクッと痛む瞬間があったら、まずは深呼吸をして、その言葉の「中身(事実)」は何だったかな、とノートに1行だけ書き出してみることから始めてみませんか。
皆さまが焦りのない、穏やかな心で毎日の訓練に取り組めるよう応援しております。
■ 茨城県水戸市、つくば市周辺にお住まいの方
■ 精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。







